未来を切り開く社会福祉法人の挑戦 ~災害復興と経営強化に向けた全国経営者大会~

令和6年8月29日から30日にかけて、神奈川県にあるパシフィコ横浜にて第43回 全国社会福祉法人経営者大会が開催されました。本大会では、令和6年1月に発生した能登半島地震を受けて、社会福祉法人・福祉施設が被った甚大な被害に対する創造的復興支援を継続するとともに、今後の災害に備えた全国的な体制整備についての議論が行われました。


開会式の様子

本大会では当法人の理事長である近藤敏矢が「ICT等の活用」、副理事長の荒井宏行が「人材確保」について発表を行いました。両者の発表は、これからの社会福祉法人が直面する課題に対し、革新的なアプローチと強固な経営基盤の構築が求められることを強く主張しました。

 


近藤敏矢の事例発表の様子(右から3番目)


荒井宏行の事例発表の様子(右から2番目)

少子高齢化と人口減少が進行する中、社会福祉法人は地域社会に寄り添い、社会資源の協働を推進することで、地域の未来を支える役割を果たしていくことが求められています。本大会を通じて、法人経営者たちは地域社会の未来に向けて新たな事業展開や経営基盤の強化策について協議し、今後の進むべき道筋を見出しました。

【社会福祉法人みなみ福祉会の詳細】
社会福祉法人みなみ福祉会は名古屋市南区笠寺の地に昭和26年に笠寺幼児園を開園し、児童福祉の分野で70年以上の実績を持つ社会福祉法人です。名古屋市内で保育所を中心に子育て支援拠点や児童発達支援事業など6施設を運営しています。

現理事長の近藤 敏矢はNTTの研究員でしたが実家の家業を継ぐ形で児童福祉の分野に転身し、2004年から2018年まで笠寺幼児園長を務め、保育のICT化など積極的な改革を進めており、書類業務の完全ペーパーレス化など保育以外の業務を効率化して保育士一人当たり1時間/日程度の事務作業時間の軽減をするなど、保育士の業務改善にも努めています。

【今後の展開】
令和6年度から試行的事業実施が予定されている「こども誰でも通園制度」に関しても受け入れ準備を進めており、保育士にすべての負担が集中することのないよう、ICT化を含めて保育士の待遇改善にも力を入れています。

社会福祉法人みなみ福祉会では「誰もが繋がり、助け合う社会を創る」を法人理念に掲げ、児童福祉の分野から地域の福祉の増進に取り組んでまいります。

 

【会社概要】
名称 : 社会福祉法人みなみ福祉会
所在地: 〒457-0051 名古屋市南区笠寺町字大門63
URL  : https://minami-fukushi.jp/