名古屋市南区笠寺町にある笠寺幼児園では、自然な形で協調性や社会性を育むことができる異年齢交流を大切にしています。大規模園ならではの魅力として、様々なクラスのお友だちと一緒に過ごすことで、新しい挑戦や学びの意欲を高めることができます。
最近行われた異年齢交流では、玉入れやボール送り、しっぽ取りといった体を動かす遊びに加え、おままごとやブロック遊びも楽しみました。
中でも玉入れでは、年少さんが玉を投げているときに、遠くに行ってしまった玉を年長さんが拾って取りやすいところに持っていったり、逆に年長さんの番には、年少さんが力いっぱい応援したりと、お互いに思いやりをもって接する姿が印象的でした。さらに、年長さんの中でも特にたくさんの玉を入れられる子のお手本を見ると、「あんなふうに投げてみよう!」といった声が聞こえてきました。
また、部屋の移動の際には、いつもとは違うルートを通ることで、普段はなかなか接点のない年齢の子どもたちと偶然出会うこともあります。こうした何気ない場面での交流が、自然な関わり合いを生み出し、新しい友達と一緒に遊ぶきっかけとなります。
異年齢交流の活動を通して、子どもたちは日々成長しており、その姿を見るととても嬉しく感じます。子どもたちが互いに学び・支え合う、そんな環境を提供しています!