笠寺幼児園には、3つの園庭があります。それぞれの年齢や活動に応じて使い分けられており、さまざまな遊びや体験を通じて成長を促す工夫がされています!
実はこの園庭、最初から3つあった訳ではなく、保育にとっての最適を考えていった結果、笠寺幼児園のあゆみとともに少しずつ広がっていったもの。
★1:遊びながら学ぶ!みんな大好きコンビネーション遊具
ひとつめに紹介するのは、正門からも見える一番大きい園庭。
3〜5歳児の子どもたちに人気なのが、一目見ただけでワクワクする「コンビネーション遊具」。園庭のシンボルのような存在になっています!
「コンビネーション遊具」は、登ったり、滑ったりといった身体を使う動きの中で、自然にバランス感覚や筋力が養われます。それだけでなく、遊びを通して「できた!」という達成感を味わうことで、子どもたちの自信やチャレンジ精神にもつながっていきます。
また、他の子どもたちと協力し、時には譲り合うことで、コミュニケーション能力や社会性が育まれ、豊かな感情表現ができるようになり、心の育成にもつながります。
★2:憧れが育む成長へのステップ
ふたつめに紹介するのは、1,2歳児クラスの子どもたちがよく使用する園庭です!
この園庭は園舎の2階に位置しており、そのため大きな園庭で遊ぶお兄さん、お姉さんたちの姿がよく見えます。小さいクラスの子どもたちは、元気いっぱいに遊ぶ上級生を目にすることで、自然と「あんなふうに遊びたい!」という憧れの気持ちを持つようになります。
この憧れが、自然に成長意欲を引き出し、自分のペースで新しいことに挑戦する勇気に繋がります。
★3:シンプルだからこそ楽しい、自由な園庭遊び
みっつめに紹介する園庭も、主に1,2歳児の子どもたちが使用しています。
この園庭には、あえて小さな滑り台のみ。なので、思いっきり体を動かして遊ぶことができます!走り回ることはもちろん、三輪車やボール遊び、お正月の時期には凧あげなんかもやっているんですよ。
また、遊具が少ないことで得られる遊びの工夫や自然との触れ合いは、子どもたちの創造力を目一杯活用できます!自然素材の葉っぱや砂を活用しておままごとをしたり、季節の移り変わりを感じたりと、子どもたちの興味関心の幅も広がっていきます。
のびのびと、心と身体が育つ場所
このように、安心して遊べる場所で、毎日楽しい体験を重ねながら、子どもたちがのびのびと成長していけることを大切にしています。