子どもたちがのびのびと成長できる環境を整えるため、私たちは「体験を大切にする保育」を実践しています。毎日の遊びや活動を通して、子どもたちの好奇心や学びを引き出し、かけがえのない成長の瞬間をサポートしています。今回は、その取り組みの一部をご紹介します。
自然と触れ合う日々の中で
自然の中での体験は、子どもたちにとって特別な時間です。保育園の近くには天白川が流れており、そこでは子どもたちが虫取りに夢中になることも。川辺での探索活動を通して、生き物への興味を育みます。また、近くの畑を見に行くこともあり、そこで地元の方との交流を楽しみながら、時にはお花をいただくこともあります。こうした地域の温かさに触れる時間が、子どもたちにとって大切な学びとなっています。
さらに、たくさんの公園が周りにある環境を活かして、私たちはよくお散歩に出かけます。子どもたちにとって、新しい公園に行くことは毎回の冒険です。時には区をまたいで少し遠くにまで足を延ばして、いつもとは違う景色や遊び場を体験することで、好奇心をさらに刺激しています。
家では味わえない特別な経験
保育園では、家庭ではなかなか体験できない活動にも力を入れています。例えば、ボディペインティングは全身を使って色彩や感触を楽しむアート活動で、子どもたちの表現力を育む場となっています。このような特別な活動は、保護者の皆さんからも「家ではできない経験をさせてもらえてありがたい」という声を多くいただいており、私たちにとってもやりがいを感じる瞬間です。
職員のアイデアが新しい体験を生む
子どもたちに豊かな体験を提供するためには、職員一人ひとりの意見やアイデアも大切です。私たちの保育園では、新しい提案をしやすい環境づくりを心掛け、職員が自由に意見を出せるような風土を大切にしています。例えば、「季節感を取り入れたイベントがやりたい!」という職員の声から、スイカ割りや季節ごとの特別な活動を取り入れることも多々あります。
さらに、ICTを活用して職員同士のコミュニケーションを円滑にし、「次にどんなことをするか?」を一緒に考えながら、新しい保育活動を企画しています。こうした職員の主体性が、より魅力的な保育を実現する鍵となっています。
まとめ
「体験を大切にする保育」は、子どもたちが自ら考え、感じ、成長していくための大切な基盤です。自然や地域とのふれあい、家庭ではできない特別な経験を通じて、子どもたちは日々新しいことを発見し、自分自身を豊かに育んでいます。また、職員のアイデアや熱意を大切にしながら、子どもたちにとって一層楽しい体験を提供していきたいと考えています。