平子幼児園では、「食育」を大切にし、子どもたちが食べることの楽しさや食材の大切さを体験を通して学べるようにしています。その時々の子どもたちの興味や職員のアイデアに応じて、様々な食に関する活動を取り入れているのが私たちの特徴です。
体を動かし、食の楽しさを知る
園児たちの要望や職員の提案によって、スイカ割りが行われることがありました。みんなで力を合わせてスイカを割り、その後にみんなでスイカを食べることで、楽しみながら食に親しむ大切な時間となりました。
手を動かして食材に触れる経験
トウモロコシの皮むき体験も行いました。初めて触れる食材の手触りや、皮をむく作業の達成感を味わうことで、食べることに対する意識が自然と育まれます。その後、むいたトウモロコシが給食に登場し、自分たちが関わった食材を食べる特別な喜びを感じることができます。
また、園庭では、子どもたちが野菜をプランターで育てています。収穫した野菜は給食で提供されるため、食べることと育てることのつながりを体感することができます。
クッキーづくりの楽しさ
ある日、職員から「クッキーを作りたい」という声が上がり、園児たちと一緒にクッキーづくりを実施しました。子どもたちはそれぞれ好きな形を作り、型抜きに夢中になりました。完成したクッキーは調理室で焼かれ、おやつの時間に提供されました。こうした特別な体験を通して、作ることと食べることの楽しさを子どもたちは学んでいます。
保護者とのつながり
玄関には毎日、その日の給食とおやつの写真を掲示しています。これにより、保護者がお迎えに来た際に、その日の食事について話すきっかけを提供し、家族間の会話が広がる手助けをしています。「今日は何を食べたの?」という問いかけから、食べ物に対する関心や会話が自然と生まれています。
まとめ
「食育」は、子どもたちが食に親しむ大切な時間です。子どもたちの興味と職員のアイデアに基づいて行われるこれらの活動を通じて、食べることの大切さや喜びを実感できるよう工夫しています。